東日本大震災から復興した三陸リアス海岸を、泊まりながら走る「ステージレース三陸(SRS)」。ロードとトレイル、そしてオリエンテーリングが融合した新しい形のランニングレースです。
2023年に開催した第1回は【2日間・100km】でしたが、2024年の第2回は【3日間・130km】で開催します。SRSは少しずつ、目標の311kmに近づいていきます。皆さんもぜひご一緒に三陸の“走る旅”を楽しみましょう!

出場者のエントリーは締め切りました。ご応募ありがとうございました。
大会の運営を手伝っていただくボランティアは継続募集中です。下記からご応募ください。

【大会主旨】

この大会は
「東日本大震災から復興した三陸地方の新しい魅力を発見し、それを広く伝えていく。」
「タイムや順位を競うだけでなく、“走る旅”という新たなスポーツを広める。」
ことを主旨とし、将来的に岩手・宮城両県をつなぐ311kmを走破する「ステージレース三陸311」につなげていくための第2回イベントとして開催する。

【大会概要】

⚫︎大会名:第2回ステージレース三陸 SRS130
⚫︎開催日:2024年5月24日(金)25日(土)26日(日)
⚫︎開催地域:岩手県宮古市、山田町、大槌町、釜石市、大船渡市、陸前高田市
⚫︎スタート:宮古市・浄土ヶ浜
 フィニッシュ:陸前高田市・奇跡の一本松
⚫︎走行距離:約130km
⚫︎主催:特定非営利活動法人ディスカバー・リアス
 協力:JR東日本盛岡支店 ほか
 特別協力:三陸鉄道株式会社
<三陸鉄道開業40周年記念イベント>

⚫︎募集人数:60人(ペア・ソロ含む)
⚫︎参加料:ペア(2人1組)¥64,000、ソロ ¥37,000
 ※参加料に宿泊費は含まみません。競技中の交通費は含みます。
⚫︎エントリー期間:2023年12月20日(水)〜2024年2月20日(火)

※詳細なルールやスケジュールなどは、大会規約をご覧ください。

【競技概要】

●2泊3日の旅の中に3種類の競技「ロードレース」「トレイルレース」「オリエンテーリング」を融合させた新しい形式のレースです。

●主催者が事前に公表する地図およびGPS情報を参照し、指定されたチェックポイント(CP)を順番に通過するのが基本的なルールです。チェックポイントをつなぐルートは指定しませんが、一部の区間には主催者による誘導の指示があります。

●参加カテゴリーはペア(混合・女子・男子)、ソロ(女子・男子)の5種類です。

●競技中には公共交通機関(三陸鉄道、JR大船渡線BRT)に乗車する区間もあります。

●想定ルートのデータ
走行するエリアの地図やCPの位置情報などは大会直前にお知らせします。この図は現在予定しているCPを最短距離でつないだ想定ルートの高低図です。

・Day-1(1日目)距離60km/累積標高1,900m/トレイル率50%
・Day-2(2日目)距離40km/累積標高1,100m/トレイル率30%
・Day-3(3日目)距離30km/累積標高1,000m/トレイル率30%

合計:距離130km/累積標高4,000m/トレイル率40%

  • 数値は全て概算です。各データは今後変わる可能性があります。
  • 各日の距離が違うため、図の縮尺は異なります。
  • トレイル率とは未舗装率です。未舗装林道も含みます。
  • 公共交通機関の乗車区間は省略しています。

●泊まりながら毎日走るのがステージレース最大の魅力。お好みの旅にするため宿泊先の選択は自由ですが、主催者が推奨する宿泊施設もあります。

●三陸ならではのグルメを食べながらレースを楽しみましょう。競技中のエイドでも、三陸ならではの食事を提供します。地域の方とふれあいながら走れることも本大会の魅力です。

●初めて三陸に来られる方も楽しめるよう、旅の情報をご案内します。
詳細は【宿泊・食事・アクセス情報】をご確認ください

大会の運営を手伝っていただくボランティアも募集中です。下記からご応募ください。

開催によせて

2024年度は三陸鉄道にとりましても開業40周年の記念すべき年です。「第2回ステージレース三陸 SRS130」に全国から集まったランナーの皆さんが三陸地域の美しい海岸線や起伏に富んだ道を駆け抜ける姿は、復興に取り組む人たちや子どもたちを勇気づけるに違いありません。三陸鉄道も皆さんのご来訪を心からお待ちしております。

三陸鉄道株式会社 代表取締役社長 石川義晃

2024年4月に開業40周年を迎える三陸鉄道。本大会は、三陸鉄道40周年イベントとして三陸鉄道の特別協力を受け開催されます。3日間のレースの中では、三陸鉄道にも乗車し「旅のようなレース」をお楽しみいただけます。

Official video

"ステージレース三陸311"構想

目標は6日間 311キロ。
最高のランニングフィールド三陸を走る旅。

「ステージレース三陸(SRS)」の完成形は、岩手県宮古市から、宮城県南三陸町まで全長311キロを6日間で走るレース。311kmとはもちろん、3.11を忘れないために設定する距離です。2023年5月「1泊2日100km」で始まったSRSは、毎年少しずつ日数と距離を延ばし、311kmを走破することを、NPOディスカバー・リアスは目指しています。

東日本大震災で巨大津波に襲われた岩手県・宮城県の太平洋沿岸の被災地は、震災後10年以上経って新しい街に生まれ変わり、道もとても走りやすくなっています。震災前と変わらぬリアスの美しい海や山の風景、そして最大の魅力である「海を見ながら山を走れるトレイル」にあふれた三陸は、今や”最高のランニングフィールド”と言えるでしょう。あなたも一緒にこの美しい三陸を走る旅を楽しんでください!